クラファンと輸出と私 Chapter②

努力すれば報われる?そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ。

リオネル・メッシ

連日、体温を超える猛烈な

暑さに襲われる酷暑が続いていた。

Nakamotoは、代官山の行きつけのカフェで

こだわりのコロンビア豆の

アイスコーヒーを飲みながら

メルマガの原稿を書いていた。

すると、不意に久々にとある

女性経営者からLINEが届いた。

Nakamotoさん、私、今バリから帰国したの。

 これからある人のセミナーに行くんだけど、

   Nakamotoさんも行かない?」

あまりの暑さに気が進まなかったが、

彼女からセミナーに誘ってくる事は初めてだった。

よほど、良い内容のセミナーなのか?

試しにセミナーのLPを見てみると

そこに書いてあったのは聞き慣れない言葉。

「クラウドファンディング」

よくある転売系のセミナーでは無いのか?

正直言って、プラットフォーム間の価格差を使って、

利益を出すいわゆる「転売」にはもう飽きてきていた。

勿論、転売は今も稼げるし、特に初心者は

まず転売からスタートした方がいい。

このスタンスは変わらない。

人間が貨幣経済に移行してからというもの、

長い歴史の中で常にビジネスの中心は

いつの時代も世界中どこでもいわゆる「転売」だ。

最近はチケット転売やアーティストグッズの高額転売で、

悪いイメージがついてしまった「転売」だが、

とにかく初心者は転売経験を積んだ方がいい。

どんなビジネスをするにも

「安く仕入れて高く売る」

この原理原則とビジネススキルの

基礎を身につけるには

転売が最も早い。

そして、私の周りで大きく稼いでいる、

もしくはビジネスで成功している

経営者は例外なく皆「転売」からスタートしている。

話しを戻そう。

そういう類の転売系のセミナーでは無いことが、

逆にNakamotoの心を動かした。

OK。今日は時間作れるし行くよ。

 では13時に八重洲の会場で。」

そのセミナーで私はクラウドファンディングを利用した

輸入ビジネスの概要を聞いた。

そして「即決で200万円」の

コンサルを受けることを決めた。

その理由とは

・クラファンで取り扱う商品を探し

 メーカーと交渉するには展示会に

 行くことが最も近道であること。

・そしてそのコンサルでは、

 講師が海外の展示会に同行し

 交渉を代行までしてくれる。

・交渉の内容も横で見ることができる。

この内容で200万は安すぎる。

これが意思決定の最大のポイントだった。

その講師の方はこれまで、

10年にわたって世界中の

ありとあらゆる展示会に足を運び、

何百社ものメーカーと

交渉し様々な成功体験や

失敗体験を重ねてきていた。

その間にかけているコストや時間の量は、

計り知れない。

素人がそのビジネスに新規参入して0から

その経験値を積んでいくなど、到底不可能だ。

そして、その講師に追いつき追い越すことも、

最早、不可能なのだ。

200万という金を先行投資することによって、

その講師の10年に渡る経験をショートカットして学べる。

しかもその身についたノウハウは、

自分や自社が存続する限り、

消えることはない。

いくつかの商品をクラファンでリリースし、

リピーターを獲得し

LTVを積み上げて行くことができれば、

初期投資として200万は

あまりにも安すぎる。

これが、私がその講師のコンサルを

受けることを決めた理由だ。

そして半年間のサポートの中で、

香港やアメリカのラスベガスで

行われた展示会に実際に行ってみて、

展示会の回り方や交渉の

仕方を真横で見て学ばせて頂いた。

実際に日本最大級の

クラウドファンディングサイトMAKUAKEでも

ローンチを実施した。

ただ、海外のメーカーの商品を日本で売るというのは、

大きなビジネススキームで見ると「輸入」になる。

元々、ebay輸出を主戦場にしてきた

私の最も得意とする

スキームは言うまでもなく「輸出」だ。

やはり、圧倒的なマーケット規模と

ビジネスの最先端を行く

アメリカで日本のプロダクトで勝負をしてみたい。

それがNakamotoの夢でもあり、

これはライフワークになる。

こうして、アメリカへのクラファン輸出のリサーチを

本格化させて行った。

to be continued

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