2021年ホリデーシーズン

とうとうやってきました！
2021年のホリデーシーズン。

アメリカでは11月末の感謝祭から年明けくらいまでをホリデーシーズンと呼び、一年で最も商品が売れる時期です。

ブラックフライデー、サイバーマンデーなどの大きなセールも開催され、クリスマスプレゼントや日頃欲しかった商品をこのセールの時期に！と購入する方が多いのです。

さらに昨年に引き続き、コロナの巣ごもり需要もありますので、まだまだeBayなどのECでお買い物をする人は増えていることと思われます。

商品不足・人手不足

しかし、そんな中、現在アメリカでは商品がお店に届かない商品不足が起こっています。

コロナ禍の停滞から急激に経済が元に戻ったことが大きな要因とのこと。

一度止めてしまった工場、一度人員を減らした企業、一度失業保険で暮らしていた人たちは簡単には元に戻らない、ということのようです。

全米最大の港であるロサンゼルス港では作業員不足、トラックドライバー不足からコンテナ船が入港できず、海上にはたくさんの船が停留しており、クリスマス商戦を控える小売店に品物が届きづらい状況が続いているそう。

特に中国など海外からの商品が予定よりも大幅に遅れているのですから影響は甚大です。

そのため、需要と供給のバランスが崩れ、商品価格も高騰中！

入荷予定の商品が届かずお店の棚ががら空きという状況も発生しており、クリスマスプレゼントが売っていない、高くて買えない！とすでにクリスマス商戦にも大きな影響が出ているようです。

小形包装物　引受停止

11月からは世界的な航空便の減便の影響で日本からアメリカ、オーストラリアへの小型包装物の引受も止まってしまいました。

小形包装物といえば、2kg以下の小さな商品を安く発送できる発送方法のため、比較的安価で軽い商品の発送に多くの方が使っていたと思います。

現在はその選択肢がなくなってしまいましたので日本からは軽くて小さいものでも国際宅配便と言われるクーリエ、または郵便局のEMSを使うしかなくなってしまいました。

しかし、ピンチはチャンスです。

先述のように海外からの商品がなかなかアメリカへ入ってきていない状況ですから、送料が高くても航空便で届けてほしい人がたくさんいることは想像に難くないです。

とはいえ、EMSでは一番小さなサイズでもアメリカまでは2,400円もします。

安くて軽い商品はまとめ売りをするなど、販売にも工夫が必要になってきますね。

Volume pricingでまとめ買い

複数購入を促すためにぜひ使ってほしいのが “Volume pricing”

Seller Hub > 上部メニューのMarketing > Promotions > Create a promotion > Volume pricing　から設定が可能です。

重量が軽いものでしたら、一つ送っても2つ送っても送料は同じ、またはほとんど変わらないことが多いので、まとめ買いしていただいたほうがセラーバイヤーともにお得にお取引ができるのではないでしょうか？

割引のパーセント1%〜80%で自由に設定が可能です。

まだ使ったことのない方は簡単に設定できますのでぜひ一度試してみてください。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。