タイトル驚かれましたよね？

え？中本さんeBayやめるんですか？

いえ、やめません。

これまで物販をやるならeBayをやれって
言ってた張本人がeBayはもう稼げない！
ですからね。

ただ、詳しい内容を話す前に結論をお話しすると
私は今後どんなに厳しい状況になったとしても
eBayは絶対にやめません。

はい？どういうことですか？と思いましたよね。

タイトルだけ読むとざっくりしすぎで良くわからないと
思いますが最後まで見ていただければ
「ああ、なるほどな」と納得してもらえると思います。

そして、現段階で物販はもうきつい。
転売ではもう稼げないと思っている人も
この投稿を見れば「eBayを始めたい」と
思ってもらえると思います。

今回は「最近のeBayの傾向」と
「これからeBay輸出ビジネス」で
勝ち残る方法についてお話をしていきます。

2023年現在、ここ数年の円安傾向から
「輸出が稼げる」「海外に売らないと生き残れない」
と大量にeＢａｙ輸出に参入する人が増えました。

そこで表面化してきたのがツールによる
出品丸パクリ系の大量出品無在庫セラーの増加です。

これまでのeBayではいい意味でも悪い意味でも
「どこかいい感じでゆるい」eBayのポリシーの
おかげで一括出品で無在庫でほったらかしておいても
そこそこ売れてしまう。という現状がありましたが
直近ではそんなに甘い状況ではありません。

出品数を増やしてストア全体のアクセス数を
増やしさえすればたまたまその商品を探していた
バイヤーは購入するし円安の影響で割りと利益も
取れてしまっていました。

また、PLSのようなeBay内の広告を最低限かけて
おけばこれまた、強制的にインプレッションと
PVが増やせて売上をつくる事は可能でした。

しかし、これまでのeBayの集客力におんぶに抱っこで
出品数だけを増やせば良いという手法は今後は
一切通用しなくなります。

よく聞かれることなのですが、円安でeBay輸出の
参入者が増えたら価格競争になり稼げなくなるのでは？
という話ですがこれに関しては私は全く心配はしていません。

そもそも日本人セラーの販売アカウントの数は
６０００から７０００を行ったり来たりでそれほど
増えていないのです。

アメリカやEU，中国、香港のセラーと比べるとまだまだ
本当に少ない状況です。

当たり前の話ですがポケモンカードや一過性のトレンド商品に
あいのりで参入した場合は当然競合はたくさんいます。

ではどうして売れるセラーと売れないセラーが明確に
分かれてしまうのでしょうか？

そもそも商品のリサーチがズレていて検索ボリュームが無く
そもそもインプレッションされていないか、
インプレッションされているのに、クリックされておらず
PVがついてないため、売れないかのどちらかなので
競合が多いか少ないかの問題ではありません。

では大量に出品していて広告もかけているので
インプレッションも大量にあるのに何故うれないかというと
一つはクリックしたいと思える商品がない。

もう一つは他の出品者と写真が同じで
「どうせ無在庫セラーだろ」と見抜かれている。

ようするに購入してもどうせ在庫はなく
キャンセルされるんだろ？と思われているような
出品者からは買われなくなっているということです。

これは2022年冬のeBayのポリシーアップデードで
BBE（バッドバイヤーエクスペリエンス）
という新指標が追加されました。

簡単にいうと「悪い購入体験」をeBayの顧客にもたらした
セラーは除外していくぞ、というeBayからの明確なメッセージです。

つまり、今後eBayで稼いでいくには
「良い購入体験」Good buyer experience
を提供できるセラーは生き残れるということなんです。

実際に私のストアや私のクライアント様の事例でも
同じ商品で競合が大量にいるし、自分の商品が
最安値ではなく平均より全然高い価格設定にも関わらず
全く問題なく売れていっているという事例はたくさんあります。

つまりごくごく当たり前の事なのですが効率のみを
追求し無在庫で簡単に大量にゴミリストをアップロードする
セラーよりもニーズがあり、お客様に喜ばれる商品を
確実にお届けするセラー。

専門性がありカスタマーサポートもしっかりしているセラー。

１回だけではなく何回もこのセラーから買い物をしたいと
思われるセラー。

このような販売者であれば、今後もeBayでは
間違いなく生き残っていけます。

冒頭でも言いましたが、本質に立ち返りeBayに好かれる
お店の構築と商品サービスを提供していけば
現状の円安傾向と日本のコンテンツやプロダクトを
海外で欲している人の巨大なマーケットを考えれば
まだまだ稼げる市場だという事です。

そしてもう一つ私がeBayをずっとやめないで
押し続けている理由があります。

それは、eBayのマーケットプレイスでしっかり販売できる
スキルが身につけば、それは他の物販や他のビジネスにも
間違いなく活かせます。

商品タイトルや広告のスキル。　
SEOを上げるスキル。
情報をキャッチして商品のトレンドを読み
先を読みながらマーケティングをするスキル。
Twitter（X）やインスタなどSNSを使ってのプロモーションなど
eBayを軸にしていくらでもECやネットビジネスの
スキルを身につける事が可能です。

まとめると、一見するとうまい話しに聞こえそうな
「簡単に、楽に、あなたは何もせず、ほったらかしで」
このような枕詞で始まるツールをぶん回して
大量出品して自分が一体何を売っているのかすら
わからないようなセラーは駆逐され
しっかりリサーチをしてお客様がワクワクするような
お店づくり、ストア構成になっていて
専門性があり、梱包発送も信頼できるフィードバックが
溜まっているセラーは安定して海外の太客を獲得し続ける。

今後はこういう展開がeBayでは進んでいきます。

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