Yesterday’s Price Is Not Today’s Price!

マヨネーズが高くて買えません!

先日、アメリカに住む私の外注さんからこんなメッセージが届きました。

なんでもいつも3ドル台で買うことができていたマヨネーズがなんと7.19ドルもして、高くて買う勇気が出なかったそうです。

※カリフォルニアの日系スーパーにて。

今の日本円に換算すると約900円位。

アメリカではコロナ、ガソリン代の高騰、またウクライナ情勢など様々な理由から、インフレが進んでおり、日常必需品や食料品などがどんどん値上がりしているそうです。

体感的には多くの商品が1.5倍になっている感じがすると言われていました。

輸送費の高騰
中でも生活費を圧迫するのがガソリン。

こちらも外注さんの住むカリフォルニアでは現在1ガロン6ドル位とのこと。 (1ガロン=3.78リットル)

日本は現在1リットルが150円位ですから、日本とあまり変わらない印象です。

しかし、アメリカでは昨年の5月には1ガロン4ドルちょっとだったのですから、やっぱり1.5倍ですね。

今年の3月頃から一気に急騰しています。

※出典 gasbuddy.com

アメリカは車社会ですから、車がないと生活ができない地域がほとんどです。

ガソリン代が上がれば、輸送費も上がり、それが直接商品の価格に跳ね返ってきます。

海外への発送のサーチャージも上がっていますので輸送費の高騰を実感されているeBayセラーさんも多いのではないでしょうか?

住宅費の高騰
特に目をみはる高騰を見せているのが住宅価格。

昨年アメリカに行った時に、私も不動産も見て回りました。
築2〜30年の古いお家でしたがその時の価格は日本円で4億円位。

この地域ではなんと昨年から約38%価格が高騰しているとのこと。

ということは、昨年4億円だったこのお家は、今は約5.5億円!?

たった一年でこの上昇です。

アメリカ全体でみてもこの一年で約20%近く急激に上昇しています。

※出典 S&P Dow Jones Indices LLC

価格を上げるのは問題では有りません!

アメリカでは、Yesterday’s Price Is Not Today’s Price! (昨日の価格は今日の価格ではない!) という流行語が生まれています。

百円均一ショップの価格が長年100円である日本ではあまり想像ができないかもしれませんが、海外ではこのように商品の値段は毎月のように上がっているのです。

「送料が上がってしまったので、利益が取れなくなってきました」
「値段を上げると問題がありますか?」

と相談を受けることが多くなってきました。

価格を上げることに心配をされる方も多いですが、出品価格を変更してはいけないという規約は有りません。

恐れずに価格の変更をしても大丈夫です。

近江商人の教え「三方よし」になるように、お客様、eBay、そして、自身にもよしであるように価格は調整していきましょう。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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