Managed Payments後の手数料
Managed Payments(MP)を導入した後のストア契約内容や手数料が変わりました。
カテゴリーで大きく違ってきますので、ご自身の扱う商品のカテゴリーでしっかり確認していきましょう。
残念なことに、アンカー以上のストア契約で最大$250だったFinal Value Fee (FVF)の上限(CAP)がなくなりましたが、以前のPayPal手数料では金額でのCAPはありませんでしたので、これは仕方が無いことかなと思います。
MP導入後はストア契約の無料出品枠が大きく変わりました。
オークションの無料出品数は以前と変わりありませんが、固定価格形式の無料枠はスターター以外は増えています。
また後述する指定カテゴリーでは大幅に増えています。
ストア契約での無料出品枠数
※大幅に固定価格形式無料出品枠が増えているカテゴリーは以下の通り
Sports Mem, Cards & Fan Shop > Sports Trading Cards
Toys & Hobbies > Collectible Card Games
Collectibles
Music
Books & Magazines
Movies & TV
Video Games & Consoles > Video Games
Stamps
Crafts
Home & Garden > Greeting Cards & Party Supply > Party Supplies
今後は、ご自身の出品カテゴリーを確認しつつ出品数ベースでストアを選んで行くのが良さそうです。
Final Value Fee (FVF)
こちらはFVF。
私はこの表を見て、MPが始まる前まですっかり勘違いをしていました。
ebay.comの FVF解説ページはこちら
https://www.ebay.com/help/selling/selling-fees/store-fees?id=4809#section3
例えば一番上のアンティーク
2,500ドル以下なら11.7%、2,500ドル以上で2.35%のFVFなのかと思っていたのですが、
on the portion of the sale over $2,500
2,500ドルを超えた部分に対し2.35% ということでした。
ですので、例えばこのアンティークカテゴリーで3,000ドルの商品が売れた場合は、
2,500ドル × 11.7% = 292.5ドル
超過分500ドル×2.35% = 11.75ドル
合計304.25ドル の手数料となります。
腕時計の場合はこれが3段階に別れていて、更に複雑です。
8,000ドルの腕時計を販売した場合、
1,000ドルまでは、12.5% 125ドル
1,001ドルから5,000ドルまでの4,000ドルに対して 4% 160ドル
5,001ドルから8,000ドルまでの3,000ドルに対して 3% 90ドル
合計375ドル の手数料となります。
更に1注文に付き 0.30ドルの手数料。
先程計算したFVFに加え、1注文に付き必ず0.30ドルの手数料がかかります。
ちなみにこの0.30ドルの手数料は万が一注文がキャンセルになっても返金されません。
しかしそれ以外の部分のFVFは返金されますので、安心してくださいね。
MP切り替え前のPayPal手数料はキャンセルになっても返金されませんでしたので、切り替わって一番嬉しいところです。
International fee
更に新しくInternational fee(海外手数料)というのがかかることになりました。
こちらは、送料や税金も込みでの販売価格の1.35%。
この海外手数料の部分に対しては、前月の販売価格に応じて割引があります。
※セラーレベルがアバーブ・スタンダード以上であることが条件。
Seller Hub > Payment >All transactions > Order >Fee detailsの中に Special Promotion と記載され、値引きされていますので確認してみてくださいね。
さらに消費税もかかります。
以上、ご説明した手数料ですが、最後に10%の消費税もかかります。
Fee details の一番下に VAT と記載されている部分ですね。
eBay ジャパンさんのサイトでも細かく説明されていますので、自分の出品しているカテゴリーでしっかり試算しておきましょう。
https://www.ebay.co.jp/start/business/business-fee/
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事へのコメントはありません。