ブログやメルマガの読者様から
良くご相談いただくことが多いので
ブログに書いておきます。
独立時に絶対やるべきこと。
ずばり
固定費を把握すること。
ポイントはその事業なりビジネスの
固定費だけではなく
「あなたが生きていくために
必要最低限必要な固定費」
これを確実に1円の単位まで
把握することです。
・家賃(またはローン)
・水道光熱費
・ネット回線
・携帯代
・食費(外食とか交遊費でなく生きるために必要な食材代)
もし起業で失敗し全く売上が立たない。
利益がでないとなった時に
事業でも個人としての生活でも
一体月に最低限いくらいるのか?
これを把握しておくことです。
把握する事で安心もできるし手当ができます。
また最悪この固定費だと今の現金残高で
何ヶ月もつのか?が分かります。
最悪この出費はアルバイトで賄うなり
何か資産性のある物を売却するなり
誰かに一時的に借りるなどで
凌ぐこともできるのですが
まずいのは
「一体毎月いくら出ていっているのか
本人もよくわかってない」
信じられないかもしれませんが、
これ普通の中小企業の社長さんでも
案外わかってない人多いのです。
「資金繰り表」とも言われますが
会社の規模が大きくなるまで
税理士さんがいないような状態だと
エクセルでもスプレッドシートでも
良いので出費を把握してください。
とくに一人社長やフリーランスの方は
仕事も個人の生活も含めて
「月に最低限いくらいるのか?」
を必ず把握しておくべきです。
一般的には「会社の財布と個人の財布は分けなさい」
と言われますよね?そりゃそうです。
会社の経理と家計簿は分けないといけません。
でもいいですか?
一人社長やフリーランスは
会社のお金、事業のお金といっても
結局は自分の財布から出ていくお金と
同じようなもんです。
お金に色はありませんし
いざ業績が悪くなって資金繰りが
悪くなるともう仕事だの個人だの
言うてられないのですよ。
偉そうに言ってる私も13年間の起業人生の中で
一度だけどうしようもないピンチがあって
支払いがどうしても回らず
「来月20日に返すから!100万貸してください!」と
親に頭を下げて借りた事があります。
繰り返しますが一番まずいのが
一体いついくらお金が入ってきて
いついくら支払いで出ていくのか?
これがよくわかってない状況。
これだと丼勘定で経営していても
いずれキャッシュが底をついてしまいます。
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