中本です。
昨日、羽田から広島へ飛行機で戻りました。
今日は8月12日。
テレビなどでよく取り上げるのでどうしても
思い出すのが「日航ジャンボ機墜落事故」です。
そして今年は日航123便が御巣鷹山に墜落して
30年の節目の年なんですね。
この墜落事故は1985年の事で僕は12歳でした。
丁度、お盆で父方の実家に帰省していて、親戚の子供たちと
遊んでいる時にテレビニュースを見ました。
「ジャンボジェット機って落ちる事があるんだ。。」
そんな風に思った記憶があります。
昨日、Yahooのトップのこの記事を見て数年前に読んだ
一冊の本を思い出しました。
http://rustle-ex.jp/L6266/b0/
「墜落遺体」飯塚 訓
http://rustle-ex.jp/L6266/b0/
著者の飯塚さんは群馬県警の元警察官で、
この墜落事故の遺体の身元確認班の班長でした。
この本はですね、絶対に諦めないマインドと
課題解決についてのビジネス書として読めます。
が、しかし、あまりにも描写が凄惨なので苦手な
人は読まない方が良いかもしれません。
特にお子さんがいると辛いかもです。
「全てのご遺体を絶対に間違わず、100%ご遺族の
元に返す。」
それが飯塚さんのミッションでした。
マスコミ対策で全ての窓に暗幕を張った40度近い
極限状態の体育館。
死臭の立ちこめる風の抜けない体育館で、この任務を
どのように遂行していったのか、その仕事ぶりが
事細かく記されています。
過酷な任務をプロとしてどのように進めていったのか?
どのように部下や周りのメンバーと関わって仕事を完了
させたのかそのプロセスが全て書かれています。
彼に一貫していたのは「周りの全ての人の話を良く聴く事」です。
これはビジネスにも通じるところが有ります。
ビジネスを進めていれば、良い時もあれば悪い時もあります。
大きなトラブルにあって心折れそうになる事もありますけど、
まあ、この著者の飯塚さんや、この現場で働いていた警察官、
医師や看護師さんの事を思えば、仕事上のトラブルなんて、
なんて事ないです。
あ、日航機墜落事故に関連する書籍でいえば
渡辺謙 主演で映画化もされた「沈まぬ太陽」山崎豊子作
これも名作ですね。
僕はこの小説を読んで、四国八十八ヶ所のお遍路に
行こうと思いました。
是非、機会があれば読んでみてください!
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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