こんにちは、中本です。
さて、例の話題。
ついに出ましたね。
アメリカ政府が「De Minimis免税制度」を全世界対象で停止。
2025年8月29日から、800ドル以下の荷物も関税がかかる可能性があります。
FedExとかDHLみたいなクーリエ便で送った場合、おおむね15%前後の関税がかかるようになります。
これまでは800ドル以下なら免税だったので、これが制度として覆るのはeBay輸出にとって大きなターニングポイントです。
でもですね。
SNSでは案の定、また出てきましたよ。
「eBayはもう終わりです」
「アメリカにはもう売れないです」
「他のビジネスにシフトしましょう」
…いやいやいや(笑)
ちょっと冷静になれと。
それ、ポジショントークか、不安煽ってるだけです。
そもそもね、一次情報読んだんか?って話なんですよ。
ホワイトハウスの大統領令、英語だけど読めばちゃんと書いてあるんです。
日本語訳ブログに上げました
https://akinobunakamoto.com/de-minimis-abolition-2025/
「関税がかかる」のは事実だけど、それが何%で、
どういった荷物に、どの配送方法で、どんな移行措置があるかってのも、全部書いてある。
それを見もせず、他人の投稿で右往左往して、
「やっぱやめとこ…」
って…ダサって思います。
為替を見てくださいよ。
eBay始めた頃、私は1ドル80円台でしたよ?
今いくらですか。140円、150円、場合によっては160円。
関税15%かかったとしても、円安差益でカバーできません?
さらに言うと、
そもそも「3000ドル〜1万ドルのギターやバッグを普通に買うアメリカ人たち」は最初から関税くらい織り込み済みです。
そういう人たちを相手にすれば良いんです。
客層が変われば、ビジネスの構造は変わります。
・FedExが関税未払いをセラーに請求してくる件
これもね、いろいろ聞いてると
販売者側に後日関税を請求してくるのは、今のところFedEx(アメリカ法人)だけです。
DHLでは今のところそういった報告は確認されていません。
ってことは、FedEx使わなきゃいいだけの話。
DHLか日本郵便でいいじゃない。
私がやってるブランド品ならeBayの真贋鑑定もある。
鑑定後はeBayが勝手に送ってくれます。
・原産国で関税は決まる。ギターならFenderかGibson。
知ってました?
アメリカにアメリカ製を輸出すると、関税はかからないんです。
原産国がアメリカなら、アメリカが自国製品に関税を課す理由がない。
つまり、USA製のFenderとGibsonを売れば関税はかかりません。
実際、eBayで売れてるギターの大半はこの2ブランドです。
結局、「一次情報を読めない人」は何やってもうまくいかない
ビジネスやるって、リスク取るってことです。
だから情報も、自分で取りに行く。
英語の大統領令でも、訳してでも読む。
人のSNSで「やめとけ」って言ってるのを見て右往左往してたら、
どんなビジネスやっても、どこかで騙されます。
最後に
自分の頭で考えて、責任を持って決断する。
これができない人は、サラリーマンが正解です。
AIに聞いてもいい。
私に聞いてもいい。
でも、最終的にリスクを取るのは自分です。
ピンチは、チャンスの裏返し。
今は、やる人とやらない人が「永遠に分かれる分岐点」です。
じゃ、今日も一歩ずつ、いきましょう。
この記事へのコメントはありません。